few・a few・little・a littleの違いは?TOEICで迷わない覚え方

英語の問題を解いていると、

few
a few
little
a little

が出てきます。

どれも「少ない」「少し」という感じなのはわかるのですが、

aが付くと何が違うの?

fewとlittleはどう使い分けるの?

と混乱します。

特に4つが選択肢に並んでいると、かなり嫌な問題です。

でも整理してみると、見るポイントは意外とシンプルでした。

今回はTOEIC初心者向けに、few・a few・little・a littleの違いを整理します。

最初に見るのは「数えられるか」

まず重要なのが、

few → 数えられる名詞

little → 数えられない名詞

という違いです。

たとえば、

employees
customers
books
days

などは数えられます。

1人、2人、3人。

1冊、2冊、3冊。

このように数えられる名詞にはfewを使います。

一方、

time
money
information
water

などは、基本的にはそのまま1つ、2つとは数えません。

このような名詞にはlittleを使います。

つまり、

few / a few

なのか、

little / a little

なのか迷ったら、後ろの名詞を見るのが最初です。

fewは「ほとんどない」

fewは数えられる名詞に使い、

「ほとんどない」

という意味になります。

たとえば、

Few customers visited the store.

なら、

「その店を訪れた客はほとんどいなかった」

という意味です。

customersは数えられる名詞なのでfewを使えます。

ポイントは、単に「少ない」だけではなく、

少なくて十分ではない

という否定的なニュアンスがあることです。

a fewは「少しはある」

fewにaを付けた、

a few

も数えられる名詞に使います。

しかし意味が少し変わります。

I have a few questions.

なら、

「いくつか質問があります」

です。

質問がゼロに近いという意味ではなく、

少ないけれど、いくつかある

という感覚です。

fewとa fewは、たったaがあるかないかでニュアンスが変わります。

few
→ ほとんどない

a few
→ 少しはある

と覚えておきます。

fewとa fewを比べてみる

違いがわかりやすいように比べます。

Few employees attended the meeting.

「会議に出席した従業員はほとんどいなかった」

一方、

A few employees attended the meeting.

なら、

「数人の従業員が会議に出席した」

です。

どちらも人数は多くありません。

でも、

fewは「ほとんどいない」

a fewは「少しはいる」

という違いがあります。

この感覚は覚えておきたいです。

littleは「ほとんどない」

次はlittleです。

littleは、数えられない名詞に使います。

たとえば、

We have little time.

なら、

「私たちにはほとんど時間がない」

です。

timeは数えられない名詞なので、fewではなくlittleを使います。

ここでもlittleには、

少なすぎる、ほとんどない

という否定的なニュアンスがあります。

a littleは「少しはある」

a littleになると、

「少しはある」

という意味になります。

We have a little time.

なら、

「私たちには少し時間がある」

です。

little time
→ 時間がほとんどない

a little time
→ 時間が少しある

となります。

few / a fewと同じですね。

aがない → ほとんどない

aがある → 少しはある

と考えると、4つをまとめて整理できます。

まずはこの4つをセットで覚える

ここまでをまとめると、

few
→ 数えられる
→ ほとんどない

a few
→ 数えられる
→ 少しはある

little
→ 数えられない
→ ほとんどない

a little
→ 数えられない
→ 少しはある

となります。

個別に4つ暗記するより、

few系=数えられる

little系=数えられない

そして、

aなし=ほとんどない

aあり=少しはある

の2段階で判断する方がわかりやすいです。

TOEIC Part 5なら後ろの名詞を見る

問題で考えてみます。

There are ——- seats available for today’s seminar.

(A) little
(B) a little
(C) a few
(D) much

空欄の後ろは、

seats

です。

seatは「座席」。

1席、2席と数えられる名詞で、複数形になっています。

そのためlittle系ではなくfew系が候補です。

選択肢では、

(C) a few

が当てはまります。

There are a few seats available for today’s seminar.

「今日のセミナーには空いている席がいくつかあります」

となります。

timeならlittle系

今度はこちらです。

We have ——- time before the meeting begins.

(A) few
(B) a few
(C) a little
(D) many

空欄の後ろは、

time

です。

ここでのtimeは「時間」なので、数えられない名詞です。

そのためfewではなくlittle系を考えます。

選択肢では、

(C) a little

です。

We have a little time before the meeting begins.

「会議が始まるまで少し時間があります」

となります。

informationにもfewは使わない

TOEICの勉強をしていて注意したいのが、

information

です。

日本語では、

「1つの情報」

「2つの情報」

と言えるので、数えられそうに感じます。

でも英語のinformationは基本的に数えられない名詞です。

そのため、

a few information

とはしません。

たとえば、

We have little information about the new project.

「新しいプロジェクトについての情報はほとんどありません」

のようにlittleを使います。

「いくつかの情報」と言いたい場合も、単純にinformationsとするわけではありません。

TOEICではこうした日本語の感覚だと数えられそうなのに、英語では数えない名詞に注意したいです。

adviceも数えられない

adviceも同じです。

adviceは「助言」なので、

「1つのアドバイス」

と言いたくなります。

でも基本的には数えられない名詞です。

そのため、

a few advice

ではなく、

a little advice

と考えます。

information
advice
equipment
furniture

などは、数えられない名詞として覚えておくとPart 5でも役立ちそうです。

moneyもlittle

moneyも数えられない名詞です。

I have little money.

なら、

「お金がほとんどありません」

です。

I have a little money.

なら、

「少しお金があります」

です。

日本語にすると似ていますが、話している人の感覚は違います。

little moneyは、

「ほとんどない。困った」

という感じ。

a little moneyは、

「多くはないけど、少しはある」

という感じです。

fewとa fewはどちらも複数名詞

fewとa fewの後ろには、基本的に数えられる名詞の複数形が来ます。

few customers

a few customers

few days

a few days

few opportunities

a few opportunities

という形です。

そのためPart 5では、

空欄の直後が複数名詞

というだけで、few系を疑うことができます。

問題文を最初から全部日本語に訳さなくても、空欄周辺を見ることで候補を絞れる場合があります。

「aがある方が少ない」と思っていた

最初にこの4つを見たとき、

a fewの方がfewより少ないような気がしていました。

aが付いているので、

「ほんのちょっと」

という感じがしたからです。

でも実際には、

few=ほとんどない

a few=少しはある

です。

littleも同様に、

little=ほとんどない

a little=少しはある

です。

そこで私は、

aが付いたら「ある」

と覚えることにしました。

a few
→ 少し「ある」

a little
→ 少し「ある」

aがなければ、

few
→ ほとんど「ない」

little
→ ほとんど「ない」

です。

文法的な説明ではありませんが、問題を解くときに思い出す方法としては使いやすそうです。

quite a fewには注意

さらに英語を勉強していると、

quite a few

という表現も出てきます。

直訳すると、

「かなり少ない?」

と思ってしまいます。

でもquite a fewは、

「かなり多くの」「かなりの数の」

という意味になります。

Quite a few people attended the event.

なら、

「かなり多くの人がそのイベントに参加した」

という意味です。

few=ほとんどない

とだけ覚えていると混乱する表現なので、

quite a few=かなり多くの

はセットで覚えてしまった方がよさそうです。

only a fewなら「ほんの少し」

一方、

only a few

なら、

「ほんの少ししか」

という意味になります。

Only a few tickets are still available.

なら、

「残っているチケットはほんのわずかです」

という感じです。

a few自体は「少しはある」という表現ですが、onlyが付くことで少なさが強調されます。

こうした組み合わせも問題や長文の中で出てきたときに意味を取れるようにしたいです。

Part 5では2段階で考える

few・a few・little・a littleが出てきたら、まず意味を考えるのではなく、次の順番で判断します。

① 後ろの名詞は数えられる?

数えられる
→ few / a few

数えられない
→ little / a little

まずここで2択にします。

次に、

② 「ほとんどない」?「少しはある」?

ほとんどない
→ few / little

少しはある
→ a few / a little

と考えます。

最初から4択で悩むのではなく、

4択 → 2択 → 1択

と絞っていくイメージです。

few・a few・little・a littleの違いまとめ

最後にもう一度まとめます。

few

数えられる名詞に使う。

「ほとんどない」

few customers
ほとんど客がいない

a few

数えられる名詞に使う。

「少しはある」

a few customers
数人の客がいる

little

数えられない名詞に使う。

「ほとんどない」

little time
時間がほとんどない

a little

数えられない名詞に使う。

「少しはある」

a little time
少し時間がある

覚えるポイントは、

few系=数えられる

little系=数えられない

そして、

aなし=ほとんどない

aあり=少しはある

です。

4つを丸暗記しようとすると混乱しますが、この2段階に分けるとかなりわかりやすくなりました。

TOEIC Part 5でこの4つが選択肢に出てきたら、まず空欄の後ろを見る。

意味を全部訳すのはそのあと。

こういう「見る場所が決まっている問題」を少しずつ増やして、600点に近づいていきたいです。

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