英語を勉強していると、
already
yet
still
という単語がよく出てきます。
それぞれ、
already=すでに
yet=まだ
still=まだ
くらいまでは覚えていました。
ところが問題を解いていると、
「yetとstillって両方『まだ』じゃないの?」
となります。
さらに、
Have you finished the report yet?
のような文章を見ると、
「yetは『まだ』なのに、どうして疑問文で使うの?」
と混乱します。
日本語訳だけで3つを覚えると、意外と使い分けが難しいです。
そこで今回は、already・yet・stillの違いをTOEIC初心者向けに整理してみます。
- alreadyは「もう・すでに」
- alreadyは現在完了と一緒によく見る
- yetは疑問文なら「もう」
- yetは否定文なら「まだ」
- yetは文末でよく見る
- stillも「まだ」
- yetとstillの違いは?
- 「まだオフィスにいる」ならstill
- 「まだ届いていない」ならyet
- already・yet・stillを同じ状況で比べてみる
- TOEIC Part 5っぽい問題で考える
- yetならどうなる?
- stillならどうなる?
- stillは否定文でも使える
- alreadyは疑問文にも出てくる
- yetには「しかし」の意味もある
- stillにも「それでも」の意味がある
- Part 5では位置もヒントになる
- already・yet・stillの違いまとめ
alreadyは「もう・すでに」
まず一番わかりやすいのがalreadyです。
基本的には、
already=もう、すでに
と考えます。
たとえば、
I have already finished the report.
なら、
「私はすでにレポートを終えました」
です。
何かが予定より前、あるいは今より前の時点ですでに完了しているイメージです。
TOEICでも、
The tickets have already been sold.
「チケットはすでに販売されました」
The manager has already left the office.
「マネージャーはすでにオフィスを出ました」
のように使われます。
alreadyは現在完了と一緒によく見る
alreadyを勉強していると、
have already finished
has already arrived
have already received
のような形をよく見ます。
現在完了と相性のいい単語です。
たとえば、
We have already received your application.
なら、
「私たちはすでにあなたの申請書を受け取っています」
となります。
TOEICではメールやビジネス上のやり取りが登場するので、
already received
already submitted
already completed
などの組み合わせに慣れておくとよさそうです。
yetは疑問文なら「もう」
次にyetです。
ここが少しややこしいです。
疑問文では、
yet=もう
という感じになります。
たとえば、
Have you finished the report yet?
なら、
「もうレポートは終わりましたか?」
です。
直訳しようとして、
「まだレポートを終えましたか?」
と考えると変になります。
疑問文のyetは、
「もう~しましたか?」
と覚えてしまった方がわかりやすそうです。
yetは否定文なら「まだ」
一方、否定文では、
yet=まだ
となります。
I haven’t finished the report yet.
なら、
「私はまだレポートを終えていません」
です。
この形は非常にわかりやすいです。
not ~ yet
で、
「まだ~していない」
と覚えられます。
たとえば、
The package hasn’t arrived yet.
「荷物はまだ届いていません」
The schedule hasn’t been announced yet.
「スケジュールはまだ発表されていません」
などです。
yetは文末でよく見る
alreadyとの見た目の違いとして覚えやすいのが位置です。
alreadyは、
I have already finished the report.
のように文の途中に入ることがあります。
一方yetは、
Have you finished the report yet?
I haven’t finished the report yet.
のように、文末でよく使われます。
Part 5で空欄の位置を見るときにも、こうした違いがヒントになることがあります。
stillも「まだ」
そして一番混乱するのがstillです。
stillも、
「まだ」
という意味があります。
たとえば、
I am still working on the report.
なら、
「私はまだレポートに取り組んでいます」
です。
ここで重要なのが、
その状態や動作が今も続いている
というイメージです。
仕事を始めた。
そして今も作業している。
だからstillです。
yetとstillの違いは?
ここが一番知りたかったところです。
比較してみます。
I haven’t finished the report yet.
「私はまだレポートを終えていません」
これは、
完了していない
ことに注目しています。
一方、
I am still working on the report.
「私はまだレポートに取り組んでいます」
なら、
作業が今も続いている
ことに注目しています。
どちらも日本語では「まだ」が使えます。
でも、
yet
→ まだ完了していない
still
→ その状態がまだ続いている
という違いがあります。
「まだオフィスにいる」ならstill
たとえば、
Mr. Brown is still in the office.
なら、
「ブラウンさんはまだオフィスにいます」
です。
ブラウンさんが以前からオフィスにいて、その状態が現在も続いています。
そのためstillが自然です。
「まだいる」
「まだ働いている」
「まだ待っている」
など、継続している状態を表したいときはstillを考えます。
「まだ届いていない」ならyet
今度は荷物です。
The package hasn’t arrived yet.
「荷物はまだ届いていません」
こちらは、
届くことが期待されている。
でも現時点では完了していない。
という状態です。
そのため、
not ~ yet
が使えます。
TOEICでは配送や注文に関する話もあるので、
hasn’t arrived yet
はそのまま覚えておいてもよさそうです。
already・yet・stillを同じ状況で比べてみる
同じ「レポート」を使って比較するとわかりやすいです。
I have already finished the report.
もうレポートを終えました。
↓
完了済み。
I haven’t finished the report yet.
まだレポートを終えていません。
↓
完了していない。
I am still working on the report.
まだレポートに取り組んでいます。
↓
作業が続いている。
こうして並べると、それぞれの違いが見えてきます。
TOEIC Part 5っぽい問題で考える
問題にしてみます。
Ms. Lee has ——- submitted the application form.
(A) yet
(B) still
(C) already
(D) ever
意味は、
「リーさんはすでに申請書を提出しました」
です。
has ——- submitted
という現在完了の形で、「すでに」という意味なので、
(C) already
が自然です。
has already submitted
という組み合わせになります。
yetならどうなる?
次はこちらです。
The replacement parts have not arrived ——-.
(A) already
(B) still
(C) yet
(D) soon
have not arrived ——-
となっています。
「交換部品はまだ到着していません」
という意味なら、
not ~ yet
の形が使えます。
正解は、
(C) yet
です。
文末にあることも大きなヒントになります。
stillならどうなる?
次はこちらです。
The technicians are ——- working on the problem.
(A) yet
(B) still
(C) already
(D) ever
「技術者たちはまだその問題に取り組んでいます」
という意味です。
workingという動作が現在も続いています。
そのため、
(B) still
です。
are still working
となります。
stillは否定文でも使える
少しややこしいのですが、stillは否定文でも使えます。
たとえば、
I still haven’t received the email.
なら、
「私はいまだにそのメールを受け取っていません」
という意味です。
I haven’t received the email yet.
も、
「まだメールを受け取っていません」
です。
かなり似ています。
ただ、
still haven’t received
の方は、
「今になってもまだ受け取っていない」
という継続感を強く感じます。
待っているのに、いまだに来ない。
そんな感じです。
alreadyは疑問文にも出てくる
alreadyは肯定文だけ、と決めつけない方がよさそうです。
たとえば、
Have you finished already?
なら、
「もう終わったの?」
という意味になります。
予定していたより早いなど、
「もう?」という驚き
を含むことがあります。
Have you finished yet?
なら、
「もう終わりましたか?」
という普通の確認。
Have you finished already?
なら、
「え、もう終わったの?」
という感じです。
同じ「もう」でもニュアンスが違います。
yetには「しかし」の意味もある
さらに注意したいのが、yetには別の意味もあることです。
たとえば、
The product is simple yet effective.
なら、
「その製品はシンプルだが効果的です」
という意味です。
このyetは、
「しかし」「それでも」
という意味です。
「まだ」と訳してしまうと意味が通りません。
TOEICの長文などでyetを見たときに、
「yet=まだ」
だけで決めつけないようにしたいです。
stillにも「それでも」の意味がある
stillも文脈によって、
「それでも」
のような意味になることがあります。
ただ、TOEIC初心者としてはまず、
still working
still available
still waiting
などの、
「まだ~している」「まだ~の状態だ」
という基本的な使い方をしっかり覚えたいです。
いきなりすべての意味を暗記しようとすると、かえって混乱します。
Part 5では位置もヒントになる
already・yet・stillで迷ったら、意味だけではなく空欄の位置も確認します。
たとえば、
has ——- completed
なら、
has already completed
が自然です。
has not arrived ——-
なら、
has not arrived yet
が考えられます。
is ——- working
なら、
is still working
が考えられます。
もちろん位置だけですべて解けるわけではありません。
でも、
意味
文の形
空欄の位置
を合わせて考えると、かなり選択肢を絞れます。
already・yet・stillの違いまとめ
最後に整理します。
already
「もう」「すでに」
すでに何かが起きた、完了した。
I have already sent the email.
「私はすでにメールを送りました」
yet
疑問文では「もう」。
Have you sent the email yet?
「もうメールを送りましたか?」
否定文では「まだ」。
I haven’t sent the email yet.
「まだメールを送っていません」
特に、
not ~ yet=まだ~していない
は覚えておきたい形です。
still
「まだ」「今も」
以前からの状態や動作が続いている。
I am still writing the email.
「私はまだメールを書いています」
まずは、
already=もう終わった
not ~ yet=まだ終わっていない
still=今も続いている
くらいに整理するとわかりやすそうです。
日本語訳だけを見ると、yetとstillはどちらも「まだ」なので混乱します。
でも、
「完了していない」のか。
「状態が続いている」のか。
まで考えると違いが見えてきます。
TOEICでこの3つが出てきたら、単語だけを見るのではなく、文全体が「完了」「未完了」「継続」のどれを表しているのかを確認して判断したいです。

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